たわごと


by wakemasa

便利さの裏側

ここんとこ、海外出張といっても、アメリカばかりで、今年は例年になく多い。出張に出ると毎回思うのが、いろんな意味で日本は便利ということ。

自販機はどこにでもあり、いつでもお金を入れれば商品が出てくる。自分が暮らしている関東圏だから特にそう感じるのかもしれないが、ほぼ間違いなく3か国語以上で案内板が記載されているし、図がついている。コンビニは24時間営業。最近はスーパーも24時間営業になっているし、なにより年中無休だったりする。深夜にちょっとした食事がしたい場合でもファミレスが開いてる。。。

それが当たり前の状況で生活していると、違う状況に置かれた瞬間に最初はものすごく不便さを感じざるを得ない。「なんで、こうなってない?」「なんで、これがない?」「なんで?」「なんで?」、、、

ところが、人間というのは環境に適応できるもので、最初は不便だと思っていても慣れてくる。最初は「マジかよ、、、ありえねぇ。こんなとこじゃ生活できねぇ、、、」と感じるんだが、慣れるとどうにでもなると感じるから不思議。

そこで、感じる。「日本の便利さは、本当に便利なのか?」と。

客が来ないのに24時間営業しているコンビニは資源の浪費だし、犯罪の温床(というと言い過ぎかもしれないが)になる。だけど、灯りをつけて、バイトを雇い、24時間営業を続けることでいくら利益が出るんだろう?一方で便利さを享受していながら、一方でそれを否定しようとする自分がいる。

便利さばかりを追い求めることが本当に正しいことかと思う。答えは簡単に見つからない。

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by wakemasa | 2012-07-23 22:13 | たわごと